WORKS ── クラウド型業務システム | リソースオペレーションOS
複雑な多店舗展開と経営をつなぐ、
リソースオペレーションOS「ANY CLOUD」を開発
予約管理で終わらせない。店舗の運用データが、そのまま経営判断につながる状態をつくる。
予約を中核データに、現場の業務と経営をつなぐリソースオペレーションOS「ANY CLOUD」を設計・開発しました。
予約調整中 ── 予約・メモ・当日の予定を同じ画面で。シフトは予約サイトの表示・予約可否にも連動
受付・変更・キャンセル・完了処理まで同じ流れ。WEB予約は空き状況から自動で入る
シフトのコピー・編集・当日確認。出勤状況は予約サイトの表示・予約可否に連動
顧客情報・WEB顧客・ポイント・会員ランク・NG情報を一元管理
実績から精算・帳票まで自動でつながる。締め作業の転記をなくす
売上・稼働率・LTV・CPA・ROASをダッシュボードで。現場データがそのまま経営指標に
The Reality
現場で起きていた、構造の問題
業務の標準化がされないままツールが分散し、スタッフの作業は高負荷になり、ミスが連発する。
店舗展開が優先される環境では、店舗の業務標準化が後回しにされ、店舗独自のやり方に依存することで、予約・シフト・顧客・精算・広告のデータも店舗ごと・道具ごとに分散して管理されます。分散したデータをつなぐにはツール間の転記が必要で、転記ミスが起きる。しかも作業負荷が高い。お金を産まない作業で、現場スタッフは手一杯になります。
その結果、店舗のデータがリアルタイムに経営へ上がってこない。現場と経営が切れたまま、決断は遅れ、サービスの低下が起きる——それは誰かの怠慢ではなく、多店舗の現場と経営がデータでつながっていない構造の問題です。
問題は、一つひとつのツールではなく、現場の業務と経営が、一つのデータの流れとして設計されていないことでした。
Project Goal
このプロジェクトで、何を実現したいか
多店舗の現場と経営を、ひとつのデータの流れでつなぐ。
店舗が増えても、現場の確認・転記・集計作業を増やさない。日々の運用で生まれるデータがそのまま蓄積され、現場の判断にも、経営の判断にも使える状態をつくる。それを、このプロジェクトの目的としました。
Who Changes
誰の状態が、変わるか
予約サイトで空き状況を見てそのまま予約。会員登録・ポイント・会員ランクで、次も予約しやすくなる
予約・メモ・当日の予定をタイムライン型の稼働管理ひとつで確認し、当日の運用判断ができる
設定、顧客対応、スタッフ・リソース管理、売上、精算、分析を横断して確認・報告ができる
売上・粗利・稼働率・LTV・CPA・ROASをダッシュボードで確認し、現場データを経営判断に使える
属人化しやすい予約受付、状態変更、完了処理、締め作業はマニュアル化し、複数店舗・複数権限(企業/グループ/店舗/スタッフ)でも運用できる形に標準化。操作履歴で「誰が、いつ、何を」も追えます。
What We Built
状態変化を生むために、何をつくったか
予約を、すべてにつながる中核データにする。
予約受付後の変更、キャンセル、完了処理、売上計上、ポイント付与、精算、帳票、KPI集計までを同じ業務の流れとして扱う。
予約を起点に、現場運用・顧客・スタッフ・精算・分析・経営指標までを一つのデータの流れとしてつなぐ。その状態変化を生むために設計したプロダクトが、リソースオペレーションOS「ANY CLOUD」です。
経営ダッシュボード
現場で投入されたデータが、リアルタイムに経営ダッシュボードへつながる。
How We Built
開発で重視したこと
業務理解を、画面とデータ設計に落とし込む
予約、シフト、顧客、精算、広告、分析は独立した機能ではありません。設定や入力の変更が、予約受付、WEB表示、ポイント、帳票、KPIに影響する。この影響関係を整理し、機能ごとの画面ではなく業務全体のつながりを設計しました。
現場で使える密度と、経営が見たい指標の両立
現場にはタイムライン型の稼働管理や予約詳細など日々の判断に必要な画面を、経営には売上・粗利・稼働率・顧客・広告効果のダッシュボードを。現場データがそのまま管理指標へつながります。
現場が迷わないUI/UX
予約の受付・変更・完了処理は、現場で1日に何十回も繰り返される操作です。だから画面ごとに考えさせない——状態が色でひと目で分かるタイムライン、次の操作へ自然に続く動線、少ないタップで終わる入力。忙しい時間帯でも、訓練がなくても使える体験を設計しました。
Scope
主な機能と技術構成
| 領域 | 機能 |
|---|---|
| 予約業務 | 予約受付、予約内容確認、予約変更、キャンセル、当日運用、完了処理 |
| 稼働管理・シフト | 予約スケジュール管理、出勤登録、勤務状態管理、シフトのコピー・編集、当日確認 |
| 顧客管理 | 顧客情報、WEB顧客情報、NG情報、ポイント、顧客紐づけ、問い合わせ管理、個人情報の閲覧制御 |
| スタッフ・リソース | 基本情報、個人情報、所属店舗、採用、おすすめ、称号 |
| 予約サイト | 店舗公開、デザイン、FAQ、会員ランク、ポイント、メールテンプレート、会員登録(SMS認証)、マイページ、予約履歴、料金表 |
| 帳票 | 現金出納帳、業務委託金精算書、未収入金一覧、経費登録 |
| 分析 | 当日、総合、広告、推移、顧客、データ一覧、ピックアップ、媒体単価 |
| 権限・監査 | 企業/グループ/店舗/ロール/アカウント管理、操作履歴 |
| 外部連携 | 複数の外部サービスとの業務データ連携、データの自動取り込み・提供、電話応対支援(CTI) |
| 領域 | 主な技術・構成 |
|---|---|
| 管理画面・予約サイト | Next.js、React、TypeScript、Tailwind CSS、shadcn/ui(Radix UI)、React Hook Form、Zod/AWS Amplify Hosting |
| API/バックエンド | Node.js、Next.js、TypeScript、Connect RPC、Protocol Buffers、Prisma/ECS Fargate |
| データ・インフラ | Amazon Aurora、ElastiCache(Redis)、S3、CloudFront、SES、SNS、EventBridge Scheduler、CloudWatch/Terraform、Docker |
| 帳票・分析・バッチ | Recharts、ExcelJS、PDF帳票/日次・月次集計、業務アラート、外部サービス連携、会員ランク更新 |
| 外部連携・周辺ツール | 外部システム連携、電話応対支援(CTI)クライアント、データ移行ツール、操作マニュアル |
COMMON STRUCTURE
時間×リソース×予約・割当×実績×報酬・売上×分析
予約型店舗に共通する、業種を選ばない業務構造。
予約・シフト・顧客・リソース・精算・帳票・分析を一つのデータの流れとしてつなぐことで、現場で生まれた情報を改めて集計・転記することなく、経営側から確認できる状態を実現しました。この共通構造は業種を選ばず、人・車両・席・部屋・設備を扱う事業へのSaaS横展開も視野に入れています。