専門学校生向けに、AI活用を前提とした「座学×実装×レビュー」の10日間インターンシップを初開催しました。
初回の実施結果と、次回実施に向けた方針(※時期未定)をご報告します。
1. 実施概要
今回は、バックエンド(API)の設計と実装を中心としたプログラムを実施しました。
・対象: IT系専門学校生(2〜3年生)
・期間: 10日間
・形式: 座学 + 実装課題 + コードレビュー(フィードバック)
・実装テーマ: イベント一覧取得機能(API)の実装
※今回は初回の学習フェーズとして「バックエンド(API)の理解」に重点を置き、UI実装やデプロイは対象外としました。
2. 成果
■ 成果物の概要
以下は、今回学生たちが取り組んだ成果物の技術スタックです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| できること | イベント一覧取得(要件整理〜実装・検証) |
| 使用技術 | TypeScript / Next.js / Prisma / Zod ESLint / Prettier / Jest |
| リポジトリ | Template Repository (GitHub) ※学生の実装リポジトリは学習・運用上の理由により非公開 |
■ 参加者の変化
10日間という短期間でしたが、参加者には明確な変化が見られました。
・技術面
分からない点が出たときに「調べる→試す→検証する」のサイクルを回し、理解を積み上げられるようになった。
・開発プロセス
チーム開発の基本(Gitでのタスク進行、レビューを受けて修正する流れ)を体験し、現場の「型」が身についた。
・マインド・行動
ミスやつまずきが出ても「直して次へ進む」を繰り返し、粘り強く取り組めるようになった。
■ 参加者の声(一部抜粋)
・専門学校Aさん:「一回は絶対経験したほうがいいと思いました」
・専門学校Bさん:「早めに経験できるのが良い。就活の手前で助かりました」
3. なぜ成長できたか
今回は、次の流れで「学び→実装→振り返り」がつながるように設計しました。
1. 環境準備と開発の進め方(Git/レビューの受け方)を体験
2. 要件を整理し「イベント一覧API」で作る範囲を定義
3. 実装→つまずき→修正を繰り返しながら理解を積み上げ
4. テスト・品質観点にも触れ、動作する状態に近づける
5. 最終日に学びと成果を言語化し、次に伸ばす点を整理
▼ 10日間のスケジュール実績
| Day | 実装テーマ | 座学 |
|---|---|---|
| 1 | Git/GitHub・Dockerの理解を深める | |
| 2 | REST APIの概要/Next.jsでAPI実装の進め方を理解する | |
| 3 | 簡易的なAPIを実装する | |
| 4 | 簡易的なAPIを実装・完成させる | IT業界の全体像を解説 |
| 5 | 要求仕様の読解 → 要件定義作成 →(仕様化の練習) | 当社のポジションを説明 |
| 6 | 要件に沿ってAPI仕様書を修正/イベント一覧取得APIを実装 | キャリアの多様性と「なんとかする力」 |
| 7 | イベント一覧取得APIを実装 | 先輩たちの“仕事観”を知る |
| 8 | イベント一覧取得APIを実装 | AIを使って発表準備 |
| 9 | イベント一覧取得APIを実装 | |
| 10 | イベント一覧取得APIを実装/成果発表 |
■ 運営体制
福岡×東京のメンバーで運営し、実装は現役エンジニアが伴走、座学は多職種で学生の理解を補助しました。
・実装: リーダー+メンターが伴走し、日次でコードレビューを実施
・座学: 業界→会社→キャリア→AI時代の働き方を段階的に学習
・広報: 当日の記録・発信を担当
■ AI活用方針
今回のインターンでは、AIを「学びを加速する補助」と位置づけ、以下のルールを徹底しました。
1. AIの利用はOK(調べる/整理する/たたき台を作る目的で使う)
2. 理解せずに貼るのは禁止(自分の言葉で説明できる状態にする)
3. 生成物は必ず検証する(動作確認・根拠の確認をしてから提出する)
4. 出典を残す(参照したURLや資料はメモし、曖昧なままにしない)
5. 最終責任は自分(レビューで「なぜそうしたか」を説明する)
4. 学校・教員の皆様へ
本インターンシップは、以下の3点を重視して設計しております。
・教育価値: 座学→実装→内省の流れで、学生の「なんとなく」の知識が言語化されます。
・安全性: 専任の伴走者がつき、毎日のレビューで学生が置いていかれない設計です。
・再現性: プロセスを型化しており、次回以降も一定の品質で実施可能です。
5. 次回開催について
第2回の開催につきましては、現在社内で検討・準備を進めております。
次回の開催案内をご希望の方(学生様・学校関係者様)は、下記よりお問い合わせください。実施が確定し次第、優先的に情報をご案内します。
